2018年04月24日

電流減少係数について

皆様こんにちは。
電工試験の虎メール 筆記試験対策編Vol.13をお届けします!

今回の案内で手ごわかった配線記号も最後となります。
計算方法を覚えるのは一苦労かもしれませんが、何度も繰り返し計算することで、
次第に定着していきます!
何度も復習を重ねましょう♪



前回の復習

前回、許容電流について解説しました。
金属管などの電線管に複数の電線を入れると、本数に比例して放熱性能が悪化し、電線の温度が上昇しやすくなってしまいます。
そこで、事故を防ぐために電線管に入れる電線の本数に応じて電流減少係数が定められており、それを通常の許容電流にかけ合わせることで全体の許容電流を補正する必要があります。

電流減少係数は以下の通りです。

0423_1.jpg 0.07ずつ数が小さくなる!

また、数字を覚えるのか…とうんざりされた方もいらっしゃると思いますが、よく見てください!赤字で書いてあるように一行ごとに0.07ずつ数が小さくなる法則が隠れています。
ですので、丸暗記しなくても比較的スムーズに覚えることが出来ると思います♪



配線器具 3

今回、ご案内する配線器具3は前回と違って計算問題は登場しません。
その代わり、頻出問題が多く潜んでいますのでそれぞれのポイントについて簡単にまとめました!

問題③-1/2 三相200Vエアコンについて
三相200Vエアコンは電線とエアコンを直接接続します。
コンセントには接続しません。

問題③-3/4 漏電遮断器の省略について
水気・湿気のある場所では漏電遮断器は省略できませんので必ず設置しましょう。
漏電遮断器を省略するには以下の条件のいずれかに該当する必要があります。
・乾燥した場所
・人が簡単に触れないように簡易接触防護措置を施設すること
・電気用品安全法に適応した二重絶縁構造の器具を使用する
・接地抵抗値が3Ω以下

問題③-9/10 蛍光灯について
蛍光灯は白熱電灯と比較した際に以下の特徴があります。


長所
・発光効率が高い
・寿命が長い

短所
・力率が悪い
・雑音がする


電気工事は欠陥があると災害に繋がるため、電気設備の安全を守るために電気工事士など一定の資格を持っていないと工事を行ってはいけないと法令で定められています。
工事の欠陥による事故を起こさないためにも施工方法についてはよく試験で問われる上に、施工する際のとても重要な知識となります。しっかりと学んでおきましょう!

次回からは「工事の施工方法」をご案内します♪

配線器具 3

2018年度候補問題対応!工具セット・部材セット発売!

2018年1月に試験センターから公表されている候補問題全13問に対応した、工具セット・部材セットを3月1日に発売しました。
豊富な特典付きで、試験対策を万全の準備で行うことが出来ます。

技能試験対策 候補問題全13問 + No.8別解 をノーカットで撮影!

電工試験の虎サイト、YouTubeに2018年度版候補問題に対応した全ての動画を公開しました!
各作業において重要なポイントを解説しています。

複線図対策動画を公開!

複線図の描き方について基礎から技能試験・筆記試験レベルまで解説した動画を新しく公開しました。
複線図は筆記試験・技能試験でも登場する重要なカテゴリです。動画を見ながら複線図の描き方をマスターしましょう♪

★『電工試験の虎』の使い方 〜筆記・技能試験対策編〜

筆記試験対策編
技能試験対策編

筆記試験の勉強を始める前にぜひこちらの動画をご覧ください♪

posted by 虎 at 12:00| 筆記試験対策

2018年04月20日

計算方法・条件をしっかり覚えましょう!

皆様こんにちは。
電工試験の虎メール 筆記試験対策編Vol.12をお届けします!

前回案内した『配線器具1』の手ごたえはいかがでしたか?
配線器具の問題は[計算方法]と[計算条件]を頭に入れた上で解くことが大切です。
一度に覚えられないときには、何度も問題を繰り返して地道に覚えていきましょう!



前回の復習

この問題群では、引掛け問題が多いです。
計算問題は、計算して出した値と同じものが選択肢の中にあったら迷わずそれを選んでしまいますよね。
ですが、実は計算の手順が違っていて本当の正解は全く別の値…という引掛けが多いです。

例えば問題①-6
0419_1.jpg

幹線の太さは負荷の定格電流の総合計によって決まります。
ただし、負荷に電動機がある場合、始動時に大きな電流が流れるため、
係数×(電動機の総定格電流)+その他の負荷の総定格電流で計算します。
係数は電動機(M)と電熱器(H)の定格電流、それぞれの合計から導き出す必要があります。


①M>Hの場合
M≦50A  1.25
M>50A  1.1


②M≦Hの場合
Mの値に関わらず 1



今回の場合、電動機(M)の合計が60Aなので、 ① M>50Aの係数をかけます。
(30+30)×1.1=66A
電動機以外の器具(H)の定格電流を加え、需要率をかけます。
(66+15+15)×100%=96A

正しい答えは ロ.96 になります。

この問題のよくある間違いは、イ.90を選んでしまうことです。
この間違いの原因は係数を覚えられていないからです。

この状態で解いてみると、
電動機(M)と電熱器(H)の定格電流の合計を計算し、係数をかけずに、需要率をかけます。
(30+30+15+15)×100%=90A

計算の手順を間違えていても、それが正解だと勘違いしてしまう引っ掛けの選択肢が用意されているため、不正解の選択肢を選んでしまう…というミスをしてしまう人が多いです。
ですので、計算方法だけでなく、計算条件までしっかりと覚えておくことが重要です。



配線器具 2

今回、案内する配線器具2では許容電流という言葉が何度も出てきます。
許容電流はなぜ定められているか理解できていますか?
実際のイメージを参考にしてみましょう♪

問題②-9〜12で登場する600Vビニル絶縁電線(IV線)はこのような電線です。
0419_2.jpg

これらの線を金属管に通線すると、このようになります。
0419_3.jpg

電線に電流を通すと、抵抗によって熱が発生します。
発散されるほどの熱量であれば問題はありませんが、発散が追いつかないほどの熱を持ってしまうと火災などの事故に繋がります。
そのため、熱がこもり続けない電流、つまり許容電流が定められています。

ちなみに、よく似た単語の「定格電流」は電気製品を安全に使用できる電流の最大値を示しています。

試験で出題される問題は例年ほぼ変わりません。
中でも計算問題は値だけが変わって出題されることが多いため、一度解けるようになると重要な得点源となります。めげずに頑張りましょう♪

配線器具 2

2018年度候補問題対応!工具セット・部材セット発売!

2018年1月に試験センターから公表されている候補問題全13問に対応した、工具セット・部材セットを3月1日に発売しました。
豊富な特典付きで、試験対策を万全の準備で行うことが出来ます。

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★『電工試験の虎』の使い方 〜筆記・技能試験対策編〜

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